台風一過
台風15号、こちらでは風も雨もほとんど影響なかったのですが、関東南部では大きな被害が出たようですね。
千葉県では大停電、しかもこの暑さでエアコンが使えない。まさに死活問題になりかねません。
昨日、チェーンソー用のガソリンを買いに行ったのですが、京都の放火事件のおかげで携行缶用には1日200リットルまでしか販売できないのだそうで、これから稲刈りシーズンで農機具などにガソリンを使うこの地域としては”冗談じゃねぇぜ!”ですよ。結局昨日は変えなくて今朝買ってきました。
冬になれば雪かきの機械にもガソリンを使いますし、豪雪に備えて20リットルくらいはどこの家でも予備に保管しています。
自動車も必要ない都会の感覚で物事規制されてはたまったもんじゃありません。
3.11の震災の後や、平成26年2月の豪雪の時、交通機関がストップしたりガソリンが入りにくくなると、この田舎まで買いに来る人が続出しました。
時期的にどこの家でも冬の備蓄で蓄えているので”そのうち流通しだすよ””と慌てはしませんでしたが、なんだろう?このもろさはとあきれながら眺めたものです。平成5年のコメ騒動を思い出したりもしました。
一方、ニダ半島直撃した台風13号は金ちゃん文ちゃんに多大な被害を及ぼしたようで、”ええ仕事したった!雷様””来月、出雲で開かれる神様会議でこの冬のボーナス査定が上がることでしょう。将軍様の号令の下に集まった金ちゃん軍も歯が立たなかったみたいですね。
先週、お伊勢参りのバス旅行に出かけていた年配夫婦は昨日のうちに無事帰国していました。
伊勢に行ったついでに姫路城まで見た来たそうで、ついでと言うには思い切り距離がある場所です。
伊勢参りに行ったおじさんたちはほとんどですが、姫路城となるとほとんどいない。私は母親が向こうの人なので10回ほど行ってますが、伊勢よりお城の話で盛り上がってしまいました。

お菊さんが活躍する番町皿屋敷。元となった逸話は姫路の播州皿屋敷と聞いています。
姫路城内お菊さんの井戸があり、「皿を割ってしもうた女中がこの井戸に飛び込んだんやねん。」と聞いたのは幼稚園の時でした。井戸の竃には金網がかかって中を覗き込んでも何も見えなかった。
後に夏休みの子供映画で、公民館で番町皿屋敷の怪談映画を見たとき、話がお江戸になっているのにおかしな感じがしました。そのはるか後、お江戸に住むようになって市ヶ谷当たりの靖国通りの界隈が番町皿屋敷の舞台と聞きました。
が、私のイメージは幼稚園の時の姫路城のお菊さんの井戸です。
今回姫路城に行ってきた夫妻も「ここがオリジナルだったのか!」と驚いたそうです。
番町皿屋敷は江戸時代の落語で広まったのだったけかな?
落語で広まった怪談では牡丹灯籠もそうで、明治の時代の落語ですね。
元はニーハオの明の時代の話で、牡丹なんて花が出てくる自体日本的ではありません。ニーハオの話なので人間が妙にだらしない。牡丹の幽霊に虜にされた男は落語の話と同じように死の世界へと連れていかれるのですが、今度はその男も幽霊になって牡丹の幽霊と一緒に悪さ張りするようになり、最後は導師に滅しられてしまいます。
日本の場合その前の段階で美しいまま最後にしてしまうのでまだいくらか救いがありますが、美しくなければこの国では残れません。
講談や演劇や落語は当時はワイドショーの役割も果たしていたので、物語が事実とはずいぶん異なる方向に行ってしまうこともしばしばあります。今のメディアなら「でっち上げ」と言われるんでしょうね。でも、メディアと違うのはその事件に絡む人間模様や悲哀を物語として取り上げていたことでしょう。
私の村出身者にもお江戸に出て財を成した塩原太助がいますが、こんな村にいたら食っていけねぇと馬のアオを松の木につないでお江戸に出て行った、今でいうなら不幸ものですな。成功して社会貢献したから演劇になったのでしょうが、そんなん私だって今頃南青山に住んでAMGのベンツに乗って女子大生ブイブイ言わせているロマンスグレーの素敵なオヂサマになっているはずだったんだけど、落ち武者になって戻ってきただけさ。
塩原さんちのご近所で生まれた高橋お伝なんか明治の毒婦ですからね。
最後の斬首刑だったのは事実ですが、仮名垣魯文(かながきろぶん)という作家が猟奇話に仕立ててしまったものですからこの人の不幸な生い立ちや人生なんかあまり知られていない。
今でいうならメディアに仕立てられた悪役かも知れない。

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