しなの川
日本人の三分の一が日本語を理解できない。
数年前に雑誌か何かで出て話題になった話ですが、先進国と呼ばれる国々でも48パーセントが自分の国の言葉を正しく理解できていないと言うのですから案外優秀な方なのかもしれません。めでたしめでたし。
と、言いたいところですが、上からのお達しが有効な国なら上が理解していて下は言われたままにすればよいのですが、日本はどちらかと言うとボトムアップ型の国。上が能なしでも下がしっかりしていれば成り立つ国。由々しき問題かもしれません。
そのうち、企業の報告書や企画書が絵文字で作られるようになってしまうかも。
この冬スキー場に来た学生バイトに話を聞くと、コロナ対策での遠隔授業はパソコンよりもタブレットで受けた人の方が多かった。パッドで入力するのキーボードを使えない若者も少なくないご時世らしい。
ガラケーが使えなくなると言うのでスマホにしてちょうど1年。ショートメールなど、あれで入力するのは非常に面倒です。指の太さなのか?画面タッチはどうにもなじめない。
それでも、ご時世には沿わなきゃならねぇ。タブレットも使い方憶えにゃならん。
なので、アマゾンのファイヤーHDタブレット買ってみたんです。4980円くらいだったかな?

なので、アマゾンプライムビデオの邦画にはまっているのですが、今日はまだくのいち忍者になる前の由美かおる主演、「しなの川」を観ました。半世紀前の映画ですね。
この時代は「同棲時代」がヒットしていた頃で、漫画雑誌に連載された漫画が文芸作品として映画の題材になる走りの頃でした。
「しなの川」は、津南辺りで映画撮影しているらしいぜ。と言う情報は入ってました。映画館に行ったのは昭和49年の冬だったかな?
今見ると、情欲に忠実な女。ホモの主、田舎の因習など考えることが多いのですが、当時は由美かおるの裸体にも興味がなかった柔道少年。
価値がわかりませんでした!由美かおるなんかコント55号の番組で野球拳やって着ているものを脱いでオークションに出すタレントのイメージで、ちあきなおみなんかもこれに出てましたね。そもそも、なんで着ているものをサイズも関係なく買おうとする人たちの神経も計りかねてましたが、そりゃぁ、由美かおるの履いてたパンティーなど家宝として桐の箱に入れて末代に残したい一品です。勉強不足でしたね。当時の小学生。
舞台となった十日町や塩沢は仕事やプライベートで年中行ってますが、映画の土地勘とはずいぶん違う。それはそれでよしとして、なんたって時代は大正時代。お江戸では鬼舞辻無惨様が鬼殺隊と戦っていた時代です。その時代から昭和恐慌の時代にかけての話なので、自由恋愛なんてご法度だった時代ですね。
と、言うより。1970年代の価値観で描かれた物語ですね。
あの当時、雑誌などで由美かおるのヌードが出たこの映画の宣伝を随分見かけた覚えがありますが、裸のシーンはわずか2か所でした。どちらかと言うと、そっちを楽しみに見ていたのですが、いつの間にか物語の方が面白くなっていた。
越後は文芸作品の中では艶っぽい女性を描かれることが多いですね。川端康成の「雪国」はじめ、水上勉も良く舞台にしていたし、塩沢、湯沢を舞台にした立原正秋の「紬の里」なんか今でも私のお気に入りですが、顔見知りも多い土地なので、どうも物語の中の登場人物と現地土着民の雰囲気が噛み合わない。
まぁ、国境のトンネルの向こうは異世界ですから。
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。